GV
GVとは「Global Village」というHabitat for Humanityが行なっている住居建築ボランティアのことを指します。GVははアジア、東欧、オセアニア、アフリカなどにあるハビタットが支援する地域に赴き、世帯主の方や現地の大工さん、ハビタット職員とともに住居建築を行うボランティア活動です。
GVについてはこちらから詳細をご覧ください。
WHABITAT設立以降、GVはサークルの軸となる活動で、毎年春休みと夏休みを利用して参加しています。
GVは全員強制参加ではなく、会員の希望者で渡航を行います。サークルを引退するまでに、だいたい2回ほど参加するメンバーが多いようですが、GVが好きで毎回参加する人もいれば、GVに参加せずに引退を迎える人ももちろんいます。自分のペースで渡航を決めるとができます。
メンバー募集
まず渡航の5ヶ月前ほどに渡航チームのリーダーを募集し、リーダーを決定します。
その後、WHABITATの全体ミーティングでリーダーによる所信表明を行い、渡航の4ヶ月前ほどにGV参加希望者を募集します。
(メンバーの募集期間に関しましては、おおよそです。変更される場合もありますので、ご興味がある方はぜひご相談ください。)
チーム結成
チームメンバーの募集が終了しチームが確定したら、チーム内で渡航時期や渡航先を決めます。これらが決まったらハビタットの方と相談して、渡航時期や渡航先を確定し、渡航準備に入ります。
渡航準備
渡航するにあたり、WHABITATで行なっている全体ミーティングとは別に、チーム内で定期的にミーティングを行います。
頻度はチームによってそれぞれですが、だいたい週に一回程度、渡航が近づけば週に2回以上行うチームもあります。このミーティングでは、渡航先の文化や歴史を学ぶ勉強会を行ったり、ディスカッション、リスクマネジメント講習、渡航時の予定などを話し合ったりします。
またミーティング後にご飯をたべに行ったり、渡航前には事前合宿を行ったりすることで、渡航に向けてチームの仲を深めます。
ワーク
渡航期間の平日は建築活動のボランティア(ワーク)を行います。
ワークの内容は渡航国の建築様式によって異なり、レンガ造り、ブロック造り、木造、竹造りなどさまざまです。
現地の支援先の方々、大工さん、ハビタットのコーディネーターとともに一緒に汗を流し、家をつくることでさまざまな刺激をうけることができます。
宿泊先に戻ったら、ミーティングを行います。
ワーク中やそのほかの場面で感じたいろいろな思いを、仲間と共有することで、さらに考えを深めることができます。
CA(Cultural Activity)
渡航期間の土日にはCA(Cultural Activity)を行なっています。これは現地の観光地を巡ることで、ワークでは学ぶことのできない文化や歴史を学ぶ機会です。
報告会準備
私たちはGVの活動は現地で活動するだけでなく、現地の現状や私たちの活動をいろいろな人に知ってもらうまでがGVの活動であると考えています。
そのため、帰国後に報告会を行なっています。
GVチームにもよりますが、だいたい帰国後から2〜3ヶ月を使ってミーティングを重ね、報告会の準備を行います。
報告会
報告会は早稲田大学や早稲田大学近辺の地域センターなどで行います。GVを通して学んだこと、感じたこと、伝えたいことををそれぞれの形で発表します。
報告会の日程や会場の詳細は各GVチームのtwitterやInstagramなどでお知らせしていますので、ぜひご来場ください。
渡航先や渡航時期によって変動はありますが、おおよそ20〜30万円程度です。
GVは海外の主に発展途上国で行うボランティア活動です。渡航先は日本より安全の水準が低い地域が多く、また慣れない環境のもとでの活動は体調不良が予測されます。
私たちは学生だけで渡航を行なっておりますが、さまざまな方々にサポートしていただきながら、安全管理を徹底しています。
ハビタットとの連携
WAVOCとの連携
WHABITATは早稲田大学平山郁夫ボランティアセンター(以下WAVOC)公認サークルです。そのためGV中はWAVOCのサポートもいただきながら活動を行なっています。
具体的には、WAVOC主催のセミナー参加、WAVOCの指定保険加入、国際携帯電話の貸し出し、渡航中の24時間サポートなどを行なっていただいております。